全力疾走
社員の働きがいを
最大化する
やりがいをもって働ける会社をつくること。
それが僕の仕事です。例えば、最近とりくんでいる評価制度の設計。これまでは年齢や社歴で待遇が決まるザックリとした制度しかありませんでした。それが今はスキル面、実績面、行動面などを細かく評価して待遇を決める制度をつくっているところです。1年目の新人であっても成果を残せばしっかりした待遇を受けられる。そんな環境がもうすぐ出来上がります。
自分で魚を仕入れたり、さばくことももちろん大切ですが、社長として最も大切な会社づくりにこれからも熱を注いでいきます。
オリンピックまであと一歩
すべての情熱を陸上に注いだ
高校の長距離で全国ランキング3位となり、「オリンピックに出られるかもしれない」と本気で思っていた矢先、両足のケガが判明...。
オリンピックの夢は思わぬカタチで途絶えてしまいます。つぎは競艇選手を目指すことに決め、試験に向けて勉強を重ねる中、生活費を稼ぐために魚市場でアルバイトをすることに。魚にハマったのはその時でした。毎朝命をかけて魚をとってくる漁師の偉大さを痛感した時、この仕事への熱意が湧き上がってきたんです。いつしか競艇選手よりも魚の世界でプロになってやるという気持ちが強くなっていました。
漁師への待遇が許せなかった
変えないといけないと思った
偉大な職業なのにこの待遇はないだろう。怒りのような感情が起業のきっかけになりました。人口の減少や食文化の多様化。さまざまな理由で魚を食べる人も漁師に行き渡る利益も減っています。また中抜きコストの多い業界構造にも漁師は苦しめられています。魚市場で働き始めた当初の僕は熱い想いなどなく、淡々と働いていましたが、漁師の現実を知ってからというもの、「この業界を根本から変えたい」という気持ちが強くなりました。「水産業界の革命家」という壮大なビジョンを掲げているのも、そんな気持ちがあるからなんです。
タブーに切り込み変えていく
オリンピックへの無念を晴らす
市場を通さず漁師から直接魚を仕入れ、漁師の利益を最大化すること。飲食店に新規営業して取引先を増やし、漁師の需要を高めること。どちらも水産業界ではタブーとされています。でも、他の業界では当たり前のこと。僕たちはそのタブーに切り込み、変えていく覚悟です。良き伝統は大切にしつつ、悪しき文化は壊していく。その繰り返しでビジョンを実現し、かつて世界一と言われた業界の輝きを取り戻してみせます。学生時代、オリンピックという夢を叶えることはできませんでしたが、今度の夢は必ず叶えてみせますよ。