IKIGAIが届くまで IKIGAIが届くまで

漁師のイキガイを守り、
繋いでいく。

漁師から消費者へ魚が届くまでに
どこで、誰が、どのような力を尽くしているのか。
「IKIGAIが届くまで」と題し、その流れをご紹介していきます。

漁師

漁師の

熟練の技術と豊富な経験
それがあるから魚は獲れる

魚の収穫量は悪天候などの外的要因に大きく左右されます。安定した漁をするには魚群探知機をはじめとする設備はもちろん漁師一人ひとりの技術力や長年の経験が必要不可欠。それを、午前4時出港という過酷なスケジュールのもとで毎日実行するのが漁師です。彼らの苦労があって初めて、魚は市場へ届けられます。

漁の過酷さ

文字通り
「命」が懸かっている

毎年約500隻の漁船が事故に遭い、50人前後の漁師が死亡または行方不明となります。店舗や食卓に魚を届けるために文字通り「命」を懸けるのが漁という仕事なのです。漁師は気象情報・海象情報のチェックや船舶・障害物の見張りといった危機管理を徹底しながら、常に死と隣り合わせで海に出ています。

漁の種類
釣りたい魚が変われば
漁のスタイルも変わる

早朝に出港する漁は主にブリやタイなどを獲る「定置網漁」と呼ばれますが、ほかにも夕方に出港してサバやイワシを獲る「まき網漁」や数週間かけてカツオやマグロを獲る「沖合・遠洋漁業」など、漁の種類は多岐にわたります。

漁

水産事業

最高鮮度を保ったまま
飲食店へお届けします

飲食店からの注文をもとに魚を仕入れ、鮮度を保ちながら加工し、飲食店へ納品するのが水産事業部。
漁師や養殖業者、市場から仕入れた新鮮な魚を新鮮なまま届けることがミッションです。
ここからは、彼らや彼らと関わる人たちの取り組み、そこに込められている想いを紹介していきます。

水産事業について
競

せり人のこだわり

1円でも高く売る
命を懸ける漁師のために

仲買人や卸業者を相手に公正で効率的な売買を行うのがせり人。せり人になるには相場の把握、加工方法の習得、研修の受講など5年程度の修業が必要です。まさに魚のプロフェッショナルだけが就ける職業。漁師が獲ってきた魚の価値を高めるために、日々市場で戦っています。

旨

取り扱う魚

産地は問わない
おいしいか、
おいしくないか

「本当にいいものがどうか」
サンウッドが魚を仕入れる時の唯一の基準です。春はマダイにサワラ、夏はスズキに太刀魚、秋はサンマにカツオ、冬はヒラメにクエ。熟練の目利き人が旬の魚の中からその日の精鋭を選出。産地や天然・養殖を問わず、本当にいいものだけを仕入れます。

巧

加工技術

最高の素材を
最高の技術で

三枚おろし、腹出し、鱗落とし。
お客様(飲食店)のご要望に合わせて加工していきます。
加工を担当するのは1日で150匹以上、1年で2万匹以上の魚をさばく経験豊富な水産事業部員。業界歴10年以上のベテランを筆頭に、向上心の高いメンバーが揃っています。

飲食事業

消費者のもとに届くまで
工夫を重ねて価値を高めます

水産事業を展開しているからこそ仕入れられる上質な魚。それらをそのまま提供するだけでは意味がありません。切り方や盛り付け方、接客や内装デザインまで。あらゆる工夫を通して提供することでお客様の「ありがとう」を最大化するまでが、サンウッド飲食事業部の使命です。

飲食事業について
運

運送技術

わずかな遅れが命取り
1秒の遅れも許されない

血が水に触れただけで、血が空気に触れただけで、鮮度が急落するのが魚という食材です。そのような事態を避けるべく、配送時には20分前行動を徹底。さらには渋滞回避のための道路情報を共有しあうなど、遅れに繋がりかねない懸念点を事前につぶしています。

味

仕込みへの
こだわり

「おいしい!」と
心から言えるものだけ

すべての魚を調理前に味見し、自信を持って提供できるクオリティならば刺身で、調理を施せばさらにおいしくなると判断したものは火を通してから提供します。魚の価値がもっとも高くなる状態で提供する。それが、飲食事業部のこだわりです。

盛り付け
こだわり

味は細部に宿る
最後まで妥協を許さない

社員自らあらゆるお店を食べ歩き、さまざまな盛り付け方を研究。「写真に収めたくなる」をテーマとした食欲を刺激する盛り付け方を確立しました。漁師から受け継がれてきたバトンをゴールに繋ぐまで、細かいところにも徹底的にこだわるのがサンウッドの信条です。

魅
盛
盛り付けのこだわり

飲食店が
提供する価値とは?

また来ていただくために
「おいしい」のその先を

飲食店が提供するのは料理を中心とした“体験”です。一流デザイナーによる内装や高級日本酒セラーなど、1店舗あたり約3000万円のコストを投入したのはその体験価値を高めるため。一度だけでなく二度、三度とリピートしていただくために、「おいしい」のその先をこれからも追求しています。

最高鮮度
守り続ける

漁師から消費者まで、魚の価値を少しも損なうことなく届けていく。
決して変わることのないその使命を、これからも全うすることを約束します。